Diary


02年01月24日 マンガの鉄人・原哲夫先生

 今日は円錐角膜と絵についてのかたりをちょびっと書きます。

 前半はいつものお笑いで…



 うお〜… 目が覚めたら家を出る1時間前でした…

 いかん、遅刻する!!

 急いでパソコンを立ち上げる俺。

 何やってんだ? って感じかもしれませんけど。

 パソコンを立ち上げて掲示板をチェックしてぷらぷらするのが

 呼吸と同じなんだ俺は!!(ネット病もろもろ発病中)


 まぁ、早めにネットをやめたんで遅刻せず学校に着きましたよ。

 先生がまだいなくて就職資料室にて待機…

 するとお隣の研究室の先輩がやって来ましたんで喋ってた。


 先輩「お、これ予稿集?」

 俺「そっすよ。」

 先輩「見せてよ。」

 俺「どうぞ〜」


 予稿集を舐めるように見る先輩…

 ツッコミどころ満載だそうです。

 やめてよ!! 俺もツッコミどころ満載だよ!!


 先輩「ちゃんと質問するところ探しておかないとよ〜…
    あとで怒られんだよ〜…」

 俺「あ〜、怒られてましたねぇ…
  たしか(この先輩と同じ研究室の)○さんにしか質問してないんすよね。」

 先輩「ピキッ…」


 的確なツッコミに一瞬固まる先輩。千葉研究室の『後期研究報告会』のハナシ。


 俺「俺も来年に備えて何か探してみたんですけど…
  やーさんのアラしか見つからなかったですよ。」


 トドメを刺す俺。


 ○さん「同じ研究室だとけっこーアラ見つかるよね。」


 追撃をかける○さん。

 そうこうしているウチに、先生が目の前を通りかかった。というわけで研究室が開きました。

 しばらくお隣の研究室の3人と一緒にしばらく喋ったあと、研究室に…



 先生「君さぁ、卒論どうやって提出するつもりだったの?」

 俺「う…(´Д`;」


 来ました。昨日は軽く怒られただけだったので、今日はきっちり来ました。


 俺「封筒にでもいれれば大丈夫かなぁ…と。」

 先生「自分で決め付けちゃダメだよ、すごいね君。」

 俺「うぐぅ…(´Д`;」


 圧・殺


 ………。

 俺って『早合点・無思考・不注意』という、とても研究には向かない性格してると

 自分でも思います。

 ギャグ・ツッコミ・漫画となると頭使うんですがね。

 ていうか脳が常に『ツッコミ待機状態』なのかも知れぬ。

 ま〜、そんなこと考えてるヒマがあったら31日の『卒業研究発表会』にむけて

 発表用の原稿を作っておこうかねぇ…



 (´▽`)ノヽ(´▽`) アイ・キャーッチ♪



 ふぅ、大分進みました。

 使う画像のイメージはほぼ完成…

 OHPフィルムに印刷するので、今回は正方形に原稿を作ってます。

 ちょいちょいちょい…

 ………。

 う〜む… うまく行かないなぁ…

 ………。

 これなら!?

 ………。

 だめか。

 じゃぁ、これで行くしかないかなぁ…

 ウ〜〜〜〜ン…

 ………。

 ま、いっか。



 (´▽`)



 はっ!!Σ(´Д`;



 俺「なぁ〜…」

 やーさん「ん〜?」

 俺「俺さぁ〜、先生に『キミって「まぁいいや」ってところがあるよね。』
  って言われてから気づくようになったんだけどさぁ…」

 やーさん「ああ。」

 俺「俺って図とか表とか予稿…作ってるとき、すぐ
  『まぁいいか』とか『これでいいや』って言うのな。

 やーさん「くはははははは!!!(;´▽`;)
      先生ってホントよく見てるよな…」



 さすが研究室で様々な学生を見てきた人間だ…!!

 教授って怖い。




〜以下、原哲夫伝説〜

 円錐角膜…

 漫画家『原哲夫』先生は、円錐角膜と言う病気に冒されているらしい。

 (『蒼天の拳2巻巻末』の情報なので…今はどうだろうか…)

 円錐角膜といわれても、角膜が円錐形になっちゃうの〜?

 とか思うくらいなんですが…

 どうやらそうらしい。

    資料『円錐角膜と私(新規ウィンドウ)』

    原哲夫先生…鳴かず飛ばずの短期連載を経て、武論尊先生の原作による
            『北斗の拳』が大ヒット。数々の名作を送り出している。
            現在、コミックバンチにて『蒼天の拳』連載中。

 原先生の場合… 片目をつぶって作画しておられるらしい。

 …マジですか?

 それであんな絵を… と、思った。

 が、次の文章を見ると… やはりデッサンが狂うらしい。

 当然だ。

 絵を書くときは、紙を両目でとらえ、視線は紙に対して垂直が理想…

 なぜそんな事知ってるのかって?



 片目だと距離が掴みにくくて手元がおぼつかない…

 が、俺はあまり支障なかった。

 けど原先生レベルではダメなのだろう。


 紙を垂直に把握しないと、遠近感の関係で手元は太く、奥は細くなる。

 寝そべって書いてみると大変、まじまじと見てみると足が細くて頭がデカくなってる。


 …そんな原先生ですが… 何度も何度も書き直して漫画を書いてるらしい。

 原稿を落としまくってる漫画家Tは覚悟が足らないんじゃないのか?

 漫画家Tには『先生』ってつけないんですよ俺は。

 あの人の漫画は好きだけど漫画家としては認めてないんで。

 漫画家はみんな偉大なのでフツー『先生』ってつけるんですけどね。



 あの線だらけの絵にはそんな原先生の根性が篭ってるんですよ。

 自分もヘルニアをあじわって体が弱くなってからは、腰の故障が怖くて怖くてたまりませんよ。

 少しずつパワーも回復してきてるんですがね…

 原先生はライフワークに関わる眼を患われたんですよ…

 それであの絵ですよ…

 自分ら幸せですよホント。

 ただ腕前が足りないだけじゃないですか。

 修行すればいつかどうにかなるかもしれない…

 『ペンの扱いが分からないから〜』とか言ってる場合じゃないですよ俺。

 4コマに背景をつけたり、果敢に挑んで行きたいですわ…

 原先生の魂に感動しましたわ。




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